外壁塗装の塗料の剥がれについて
アレックス(プロタイムズ馬込店)のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回の塗装コラムは外壁塗装の塗料の剥がれについてです。
塗装の剥がれには、実は塗料の経年劣化による剥がれだけでなく、施工不良による塗料の剥がれが考えられる場合があります。
基本は10年程度はもちますが、数年しか経っていないのに塗装が剥がれてきたといった事例があります。
▼塗装が剥がれてしまう主な原因
・外壁の洗浄不足
外壁塗装を施工する際、必ず壁の汚れを落とすため、高圧洗浄を行います。
汚れている表面に塗装してしまうと、ごみやほこりによって剥がれやすくなるためです。
外壁の洗浄が不十分であるがために、短い期間で塗装が剥がれてしまうといったケースも考えられます。
なるべく外壁塗装がスタートしたら、洗浄時に立ち会ったり、写真にて洗浄前と後の報告を貰うなどしましょう。
・塗料の下塗り不足
外壁塗装の施工は、下塗り、中塗り、上塗り(もしくは下塗り1回、上塗り2回)と、計3回行うのが基本です。
下塗りは、主に外壁の下地と塗料を密着させるために行います。
この下塗りが意外と難しいんですが、塗る面のもともとの塗料の劣化具合によって、新たに塗る塗料の吸い込む量が変わります。
そのため、塗料には塗る量の目安がありつつも、家によって変える必要があります。
経験が必要になる工程ですが、下地がうまくできていないと剥がれやすくなってしまうため、依頼される会社さんの下地の腕が大切になります。
・塗料の乾燥不足
外壁塗装で使用する塗料は、半分以上が水であり、蒸発して残った樹脂が表面を覆うようになっています。
乾燥が不足している状態で、上から次の工程で使用する塗料を塗ってしまうと、塗膜の形成不良により剥がれの原因になります。
塗ったら完全に乾かす、そして次の工程へ。
こういった一つ一つの手順がとても重要になります。
さて、今回は塗料の剥がれの原因について書いてきましたが、塗ったばかりは見た目も綺麗ですし気づきにくいです。
こういった、手抜きと言いますか、そういった工事を防ぐにはなるべく報告を細目にもらったり、調査レポートを出してくれたり写真で施工した箇所を見せてもらったりと、姑のごとき細かせでチェックすると良いかもしれません。
もちろん弊社はそんな工事はしておりませんが、このブログでは宣伝を抜きにして書いておりますので、平等な意見にしようと思います。
次回はちょっと違う内容で更新してみたいと思います。