代表メッセージ
東京・大田区を中心に外壁塗装サービスを行っている有限会社アレックス代表・山口達司の仕事への思いとみなさまへのメッセージです。
ペンキのにおいで育った幼少時代
当社は、創業100年以上という長い歴史を持つ塗装会社。祖父の山口軍兵が大正8年に「山口ペンキ塗装店」として興したのが始まりで、わたしで三代目になります。
幼少時代、家はいつもペンキのにおいであふれ、わたしは赤ん坊のころからそのにおいのなかで育ちました。刷毛やローラーが遊び道具で、ペンキを混ぜたり塀に塗ったりするのが何よりの楽しみでした。いつもすぐそばにあった「塗装」はわたしにとって当たり前の存在で、塗装工になることも当然だと思っていました。
下請けの「ジレンマ」を乗り越えて
わたしが“見習い”として本格的に仕事を始めたのが18歳のころ。そして、当時の社長であり、師匠でもある父からこの会社を継いだのが25歳のころです。結婚して新しい家族ができ、当時はがむしゃらに仕事に励む日々でした。
当時の仕事は下請け工事がメイン。大手訪問販売会社が受注した塗装工事を請け負っていました。しかし、その状況にはすごく不満がありました。受注と施工が別のためマージンが発生することで施工にかけられる費用が減り、提供できるサービスが限られてしまうからです。結果、施工グレードを落とすことでしか対応できないことが悔しく、歯がゆく、なにより、それでも「ありがとう」と声をかけてくださるお客様に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。わたしは、
「元請けで施工までできれば、同じ値段で必ずもっといい塗装を提供できる」
と確信するに至りました。そして、いただく金額の分をしっかりと施工に還元できる元請け企業になることを決めたのです。以来、より多くの「きれいになったね」「ありがとう」というお声をいただけるようになり、わたしたちも自信を持って「またよろしくお願いします」と言えるようになりました。
地域に恩返しを
地域密着企業として大切なことはやはり、みなさまからの信頼です。いつでも頼れる存在になること、この地域に根ざして会社を長く続けていくこと。――それが自分を育ててくれた地域と、そこに住むみなさまへの恩返しだと考えています。
そのためには、日々丁寧な仕事や真摯な対応を心がけ、地道に技術を磨き上げていくことしか方法はありません。明日施工するお客様に、また10年後「頼むよ」とお声がけいただくことがわたしたちの目標です。
当社は、すべてのお客様に最高の施工をお届けできるよう、これからも常に精進を重ねてまいります。
有限会社アレックス
山口達司